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【クリスマス】コナン「灰原とのクリスマス!」

某化学工場 ジン「・・・・・」スパー シェリー「ねえどういうこと!どうしてお姉ちゃんを殺したのっ‼何か答えなさいよ‼」 ジン「・・・・・」フゥー シェリー「………ああそう。答える気がないのね。分かったわ。」 シェリー「もうこんな組織出ていってやるんだからっ‼」 ウォッカ「あぁっ⁉何言ってんだこのアマぁ!ぶち殺すぞっ!! シェリー「いいわよ私を殺しても。困るのはあなたたちよ。」 シェリー「私がいなければあの薬は完成しないけどいいのかしら。」 ウォッカ「チッ!」 ジン「・・・・・」スパー シェリー「さあどうするのジン……私を殺す?」 シェリー「それとも私が出て行くのを指を咥えて見てる?」 元スレSS速報VIP(SS・ノベル・やる夫等々)コナン「灰原とのクリスマス!」http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387002312/<a href="http://rank.i2i.jp/"><i src="http://rc7.i2i.jp/bin/i/i2i_pr2.gif" alt="アクセスランキング" /></a><div><font size=1><a href="http://rank.i2i.jp/" target="_blank">アクセスランキング</a></font></div> 

コナン「灰原とのクリスマス!」

コナン(蘭の奴、悲しそうだったな………) コナン(オレだって、クリスマスの時くらいはアイツと………………) コナン(!) コナン(そうだ!灰原に解毒剤の試作品をもらえばいいじゃねえか!) コナン(この前ロンドンに行く時だってくれたし) コナン(クリスマスの一日くらいならアイツも許してくれるだろ) コナン(明日早速博士ん家に行かねえとな!) コナン(蘭のやつ、驚くだろうな……)ニシシ コナン(たまにはサプライズもいいもんな) コナン(ってアイツと会う時はいつもサプライズみたいなもんだけどな…ハハ)

灰原(私だって…工藤くんの喜ぶ顔が見たい……) 灰原(でもこの人の体には……) 灰原(確実に抗体が成長している……!) 灰原(このままこんな事を続けていると、いつか本当に元の姿に戻れなくなってしまう日が来る) 灰原(その日が来る事だけは避けなければならない……) 灰原(………彼女のためにも…) コナン「なあ…灰原!」 灰原「……あなた、最近…」 灰原「色々と短絡的すぎるんじゃないかしら」 コナン「え?」

灰原「クリスマスに彼女と過ごしたい気持ちはわかるわ。」 灰原「でもそんなの挙げたらキリがないじゃない。」 灰原「次はお正月やバレンタインデーの日にでも元の姿に姿に戻るって言い出すんじゃないの?」 灰原「第一あなた自身が言っていたことじゃない。」 灰原「会えば会うほど気持ちが抑えきれなくなって、」 灰原「ここで会ってしまうことが結果的に自分だけでなく、彼女までも苦しめることになるのよ。」 コナン「………んなこと分かってるよ…」 コナン「でもさ、明日はクリスマスだぜ。正月とは違うだろ。クリスマスの時くらい」

灰原「いつでも好きな時に体が伸び縮みする宇宙人にでもなったつもりかしら」 コナン「だからその二件についてはオレのせいじゃねえだろっ!」 コナン「一つは風邪薬と間違えた博士や、」 コナン「そもそも紛らわしく保管しといたオメーのせいだろっ!」 コナン「もう一つだって、オメーがオレに提案してくれたんじゃねえか!」 コナン「 こうすれば海外にいけるってよぉ!」イライラ 灰原「その二件とも、彼女に正体がばれなかったのは誰のおかげだと思ってるのよ!」 灰原「言いつけを破るあなたを、海外で野放しにすることもできたのよ!」 コナン「……」イライライラ

シーン コナン(ダメだ……到底話をきいてくれそうにない……) コナン(また時間をあけてから謝りにくるしかないか……) コナン(この薬は………もらう気にはなれねえ) コナン「じゃ、じゃあ灰原、また来るから……薬はここにおいとくぞ……) タッタッ シーン 灰原「………ぅ…」 灰原「……うぅ…………うぅ……」ポロポロ

蘭『もしもし新一?』 コナン(新一)『お、おう…どうした?』 蘭『クリスマスのことなんだけどさ…』 コナン(新一)『あっ!、蘭そのことなんだけど、悪いけど、やっぱりムリだ…』 蘭『うん実は私もね、急に園子と海外にいくことになったから』 コナン(新一)『へ?』 蘭『園子がね、京極さんの試合の応援に行くんだって。でね、私も一緒について行くことにしたの。』 蘭『だからもし急にこっちに帰って来られるようになっても、お父さんとコナンくんしかいないよって言おうと思って。』 コナン(新一)『ず、ずいぶんと急な話だな』

蘭『京極さんは、試合がある日をちっとも園子に知らせてくれないのよ。で、園子がずっと京極さんが出る試合を探してて、やっと今回突き止めたら、何とそれがクリスマスの日だったのよ!』 蘭『だからもう大急ぎで準備しなくちゃってとこなの。』 コナン(新一)『あ…そう……』 蘭『私たち京極さんには内緒で、サプライズで会いに行くって訳!』 蘭『そういうことだから新一、お土産楽しみにしててね!』 コナン(新一)『ハ、ハハ……(オレより園子優先かよ)』 蘭『じゃあ、またね。』 ピッ

コナン(ったく…そういう話ならもっと早く言ってくれよ…)トボトボ コナン(ムダに灰原とケンカしちまっただけじゃねえか…) コナン(……いや、ムダとかそういうのじゃねぇな…) コナン(今回のことは、自分にとって大事な問題だ) コナン(むしろいいきっかけになったかもしれねえな…) コナン(灰原が自分にとってどういう存在かを考え直すきっかけに……) コナン(とりあえず探偵事務所に戻って、じっくり考えよう) コナン(あれも完成させねえといけねぇしな)

地下室 灰原(………) 《オメーは黙ってオレに試作品を渡してくれりゃいいんだよ!》 灰原(……とうとう、言われちゃったわね) 灰原(この言葉が彼の本心であるかは分からない…) 灰原(ムキになって八つ当たりしただけかもしれない……) 灰原(でも、………彼のこの言葉は…) 灰原(今の私にはあまりにも……) ピンポーン 灰原(!? 誰?工藤くん!?)

灰原「サンタクロースがプレゼントしてくれないかしらね」カタカタ 阿笠「………」 ピンポーン 阿笠「ん?どちら様ですかな?」ガチャ コナン「あ、博士…帰ってたのか」 阿笠「おう新一君か、どうしたんじゃ?何やら荷物が多いな」 灰原(工藤くん……) コナン「実はさ、今日からしばらくこっちに泊めてもらおうと思ってさ。」 コナン「蘭が今日から外国へ行くんだ。オレが探偵事務所にいないほうが、おっちゃんも一人ハネをのばせるだろうと思って」 コナン「なぁ、いいだろ博士?」

阿笠「一刻も早く、仲直りするんじゃぞ。」 コナン「あぁ…」 コナン(……)

ベルモット『物分かりがよくて、助かるわ』 ベルモット『そう。あなたに取り引きをもちかけたいの』 ベルモット『あなたにとって、とても条件のいい取り引きを…』 灰原『……それは興味深いわね』 ベルモット『あなたに…』 ベルモット『今すぐ死んでもらいたいの』

ベルモット『死に場所はあなたの好きにさせてあげる、場所が決まったら×××に電話。急いだほうがいいわよ』 プツッ 灰原「…………フゥー」 灰原「やっぱり私に居場所なんてなかったのね……」 灰原(でも、これでいいのよ……) 灰原(これで工藤くんは元の姿に戻ることができる) 灰原(私のせいで外れてしまったレールを) 灰原(私の手で直す………それだけのこと…) 灰原「フフ」 灰原(結局夢でジンがいってた通りね…)

♪♪♪ 灰原(…メール?…非通知………………) 灰原「えっ」 『悪いわね。タイムオーバーだったわ』

カチャリ 灰原「!?」 灰原(玄関のドアが…………誰!?) キィーー コツ コツ 灰原「!!!!」

カチャリ 灰原「ッ!」ビクッ キィーー 灰原「…ぅ」ビクビク コナン「ん……おきてたか…」 灰原「……」 コナン「!……すごい汗だな…熱でもあるのか」 灰原「…」 コナン「ちょっとおでこかせ」 灰原「あっ…」

ピタッ 灰原「………」 コナン「……………」 コナン「……熱はないな」 コナン「すぐ着替えとってくっから。雑炊、食べなくてもいいけど、ここに置いとくからな」 タッタッ

コナン「ほら、着替えろよ」 灰原「………」 コナン「ん?どうかしたか?その服気に入らなかったか?」 灰原「むこう向いててくれない」 コナン「え?あ、……わりい…//」 灰原「……」ヌギッ コナン「…………」 灰原「……」スポッ コナン「あのさ灰原」 コナン「今日一緒に寝てもいいか?」

チャポンっ コナン(……) コナン(部屋に入った時、灰原…ものすごくおびえてた……) コナン(そこまで嫌われてしまったのだろうか……それとも……) コナン(……) コナン(とにかくオレは、あいつに自分の正直な気持ちを伝えるだけだ…) コナン(それで許してもらえねぇなら……それまでだ…)

地下室 灰原(……夢でよかった………のかしら…) コンコンッ 阿笠「哀くん、入るぞい」 カチャ 灰原「博士……」 阿笠「体の具合は……特別悪いわけでもなさそうじゃな」 灰原「ええ」 阿笠「ふむ……」 阿笠「………なあ哀くん、さっき新一君から聞いたんじゃが…」 阿笠「…彼も決して本心から、あんなヒドイことを言ったんじゃないと思うぞ、」

阿笠「あ、哀くん、話はまだ」 灰原「ありがと博士。でも、心配しないで。彼とは今まで通りやってくから」 テクテク 阿笠(………新一君、本当に頼むぞっ!!)

チャポンっ 灰原「ふぅ……」 灰原(…特別今までとやることに変わりはないわ) 灰原(ただ……私という存在の意味を改めて確認しただけ…) 灰原(それだけのことよ……) 灰原(フ…彼じゃなく、自分が確認することになっちゃったわね) 灰原(……………そういえばアレ、どうしようかしら) 灰原(……まあ、自分用として使えばいいわよね) 灰原(今思うと…どうしてあんな物を) 灰原(いかにも彼女とかぶってしまいそうじゃない) 灰原(……何を期待してたのかしらね、私)

コナン「別になんだっていいだろ」 灰原「ふぅーん…なるほど。彼女とクリスマスイブの夜に、海を渡る愛を電話で語り合うってワケね。」 コナン「はあ?何言ってんだオメー?」 灰原「別にいいと思うわよ。彼女も喜ぶだろうし」テクテク コナン「?」

地下室 灰原(………どうしてあんなイヤミを、口走ってしまったのかしら)カタカタ 灰原(私はもう彼のことは………)ピタッ 灰原(彼のことは………) 《薬なんてつくってないで、恋人の一人でも作りなさいよっ!》 灰原(…お姉ちゃん) 灰原(……)ギリッ 灰原(だってしょうがないじゃないっ!!) 灰原(私のせいで、彼は好きな人と離れ離れになるハメになったのよっ!) 灰原(そんな私が………彼を…) 灰原(……ねえ教えてよお姉ちゃん、私の何が間違ってるっていうのよ)グスッ

灰原(………) 灰原(もう寝よう…) ボフッ 灰原(…でも、目をつぶってしまいたくない……) 灰原(また嫌な夢を…) カチャリ コナン「…よぅ……もう寝てんのか…」 灰原「……」 コナン「んじゃオレも失礼してっと」スッ コナン「おー、あったけえ。」

コナン「イットクけど、別に変なことするわけじゃねえからな」 灰原「……」 コナン「…静かに二人で話がしたくてさ」 コナン「…博士にも聞かれたくねえんだ」 灰原「……」 コナン「…灰原、今日のことは」 灰原「私やっぱりリビングで寝てくるから」スッ コナン「待ってくれ!!」 ギュッ! 灰原「えっ」

灰原「ちょっと…離してよ」 コナン「…離さない」 灰原「あなたの手冷たいんだけど」 コナン「今日のことは、許してくれとは言わねぇ」 コナン「言葉は人を傷つけるナイフだとか元太たちに説教しときながら……本当に情けねえ…」 コナン「オレが灰原を傷つけたことは、もう取り返しができない……) 灰原「……」 コナン「だからオレのことは嫌ってくれて構わない」

コナン「でも……!!」 ギュッ! 灰原(……………) コナン「これだけは信じてほしいんだ」 コナン「灰原、お前はオレにとって、」 コナン「命より大切な存在なんだ」 灰原(!)ドクン

コナン「お前のこと、ただ工藤新一に戻るためだけの存在だなんて、そんな風には一度も思ったことはない!」 コナン「灰原はオレにとってかけがえのない、……絶対死なせちゃならねぇんだ!」 コナン「蘭とお前だけは…何があっても絶対…絶対に守るから、だから…」 灰原(………………)ドクン ドクン コナン「どこにもいかないでくれ」 灰原(……………どうして…) コナン「………嫌な予感がしたんだ」

コナン「オレにはお前が必要なんだ。元の姿に戻るために、江戸川コナンとして必要なんじゃない。」 コナン「工藤新一として…一人の男として必要なんだ!」 灰原(………)ポロポロ コナン「だから…オレのことはキライでもいいから…」 コナン「ずっとそばにいてほしいんだ」

灰原(………………………バカみたい) 灰原(………………本当に…………バカみたいだわ…) 灰原(こんなことで……………) 灰原(彼の優しさに触れるだけで…………………) 灰原(……全て………………ふきとんでしまう……………) 灰原(今まで悩んでいたこと…全て………) 灰原(……全て忘れてしまった………………)

灰原(私ってけっこう単純なのね…………) 灰原(……工藤くん、あなたって本当にズルい人よね…) 灰原(これじゃあまるでプロポーズよ……) 灰原(………あなたがいつか本当に、私の手の届かない人になることは…わかってる) 灰原(でもはっきり分かってしまったの……) 灰原(私やっぱり、まだあなたのこと諦めきれないのね………)

灰原(今朝あなたに口うるさく言ってしまったのは……心配してたからだけじゃない) 灰原(彼女に嫉妬してしまったのよ…) 灰原(だって工藤くんは、私にとっても) 灰原(初恋の人だもの……) 灰原(お母さん、お姉ちゃん、私この人のことが好きなの) 灰原(罰をうけたっていいの。好きでいつづけていいなら) 灰原(……工藤くん…あなたの言葉、信じていいのよね…………) 灰原(信じるから…) 灰原(私の居場所は……ここに………………………………)スゥゥゥ…

地下室 コナン「ん……なんだぁ、うるせえな……」ふわぁ 灰原「あっ」ドキッ コナン「ん……おう灰原……よく眠れたか?…」 灰原「え、ええ」 コナン「そうか」 灰原「工藤くん」 コナン「ん?」 灰原「昨日はありがと」 コナン「!」 コナン「……バーロー、お礼を言わなくちゃいけねえのは、オレの方だよ…」 灰原「しっかり録音させてもらったから」 コナン「おい 」

コナン「あ、いや…オレ何かオメーに言ったっけかぁ?……全然覚えてねえな!うん!」 灰原「思い出させてあげましょうか」 コナン「それだけはやめて」 カチャ テクテク

元太「ハッ!そうだった!」 元太・光彦(先に二人で大量の雪玉をつくって、コナン(くん)に奇襲をしかける!」ニヤッ 元太・光彦「作戦開始〜!!」 阿笠(助かった……)グゥ

リビング コナン「まさか昨夜そんなに雪がふってたとはな。全然気がつかなかったよ」 灰原「あら、あなた私に教えてくれたじゃない)ジトッ コナン「え?…てか灰原、目がコワイ」 灰原「さ、私たちも支度しましょ。博士は寝かせておいた方がいいわね」テクテク コナン「………」コソッ

灰原「そういえばあの子たち、何か良いプレゼントはもらえたのかしらね」ヌギヌギ コナン「あ、あのさ灰原…」コソコソ 灰原「んー?」 コナン「これ、オメーに」スッ 灰原「えっ」 灰原「………何…コレ」 コナン「クリスマスプレゼントだよ!! ったく言わなきゃわかんねえのかよ…//」 灰原「………あなたが…私に?」 コナン「他に誰がいるんだよ」 灰原「………」 コナン「………」 灰原「……開けてもいいの?」 コナン「そ、それを待ってんだけど、さっきから!!……//」

ガサガサ 灰原「……」 パッ コナン「あ……」 コナン「マフラー…………」 灰原「気に入らなかったら使わなくて結構よ。ブルーのハイセンスなマフラーにはかなわないもの」テクテク コナン「あ……つ、使う!使うよ!絶対こっち使うよ!あんなのは今すぐ捨てるに決まってんだろ!」 灰原(………♪♪)テクテク ガチャ 元太・光彦(来たっっ!!)

おつ

元太「じゃあ今から光彦ん家いって、みんなでその新しいゲームやろうぜっ!!」 光彦「いいですね!」 歩美「さんせーい!」 ドタバタ ドタバタ コナン「ったく、元気だねえ」 灰原「ワタシはパスだから、あなたワタシの分もお願いね」 コナン「え!?ならオレだってこっちにいるよ!」 灰原「ダメよ、あなただけでも行かないと、ワタシまでノリが悪い扱いされてしまうもの。」 コナン(いや、全くもってその通りだろ) コナン「分かったよ。行きゃあいいんだろ、行きゃあ」テクテク コナン「んじゃ、なんか昼飯作っといてくれよな」タッタッ

コナン「ったく…何だったんだ博士は…(やっとどこか行ってくれたぜ…)」 灰原「で?」 コナン「ん?」 灰原「用って何なのよ。言いたくないなら別にいいけど」 コナン「ああ、そのことなんだけど」 灰原(やっぱり……彼女のことかしら…) 灰原(彼女が予定外に早く帰ってくることになって…やっぱり元の姿になって彼女と遊びたいとか?) 灰原(……まあそれでもいいわ。これ以上望むのは虫がよすぎるものね) コナン「今から映画でも見に行かねえか?」

灰原「え?」 コナン「別にお前もヒマだろ?じ、実は見たい映画あんだ」 灰原「……何なのそれ」 コナン「え、えーとだな…ワ、ワンにゃん…パラダイス…だっけ?あれ!?…ワンにゃん天国だっけ!?」 灰原(!!) コナン「あ、あれ?…ど、どっちだったっけ?…ハハ」 灰原「…………天国よ」 コナン「そう!!そっち!!」 灰原「ウソよ、逆」 コナン「え」 コナン「て、てめぇ…はめやがったな」

灰原「…そもそもその用なら」 コナン「ん?」 灰原「別に博士の前で言ってもよかったんじゃないの」 コナン「別にいいだろ」 コナン(なんかわかんねえけど、それは恥ずかしかったんだよ…//) 灰原「ま、別にいいけど」 コナン「んじゃメシもくったし、早速今からいこうぜ」 灰原「えっ!?ちょ、ちょっと待ってよ」 コナン「ん?何か特に準備なんて必要ねえだろ」 灰原「女の子には必要なの」 コナン「ぷっ!なーにが“女の子”だよ。よく言うぜはははは! ポカッ! コナン「ごめん」

灰原「な、何、その顔!何か文句でのあるの!?…//」 灰原(や、やっぱり私にこういうのは似合わなかったかしら……) コナン「い、いやなんでもねえよ!!さっ、早くいこうぜ!」アセアセ コナン(いつもの灰原と違う……なんか…………) コナン(可愛い……) 灰原「………」

テクテク 灰原「そういえば」 コナン「ん?」 灰原「あなたってマフラー編めたのね。手先不器用のはずなのに」 コナン「おい」 コナン「実はこの前母さんが帰ってきたときに、詳しく教えてもらったんだ。」 コナン「蘭と灰原に贈るって言ったら、なぜか母さん突然はりきっちゃってさ!みっちり練習させられたよ…」 コナン「ま、おかげでもう今は、得意になったけどな!」 灰原「得意?」 コナン「ウソです」

灰原「そう。やっと謎が解けたわ」 コナン「おい」 テクテク コナン「よし着いた。まずはチケットだな」 灰原「それならもうあるわよ」 コナン「はい?」 灰原「はい」スッ コナン「な、なんで?」 灰原「気にしない気にしない。」テクテク コナン「お、おい待てよ、おーい灰原〜」タッタッ

コナン(…………) コナン(………)チラッ 灰原「ん、何?」 コナン「あいゃやややややなんでもねえよっ!!なんでもねえったら!!」アセアセ 灰原「?」 コナン(……………なんか…急に…) コナン(ものすごく恥ずかしくなってきたんですけどっ…//!!!)

ブーー 灰原「あ、始まるわ……あなた何下向いてるよ」 コナン「エ?、ア、イヤ、ウン」カチコチ ワンワン! ニャンニャン! 灰原(ふふ、かーわいい) ギュウ コナン(う、映画に…集中できない…)ドキドキ

コナン(……)チラッ 灰原(♪♪)ジーッ コナン(…………) コナン(やっぱ…連れてきて正解だったな…) コナン(オメーのそんな顔、めったに見られるもんじゃねえからな……) コナン(…………………)

灰原(まったく…) 灰原(興味ないくせに無理して誘っちゃって………)クスッ 灰原(ホント何考えてるのかしら) 灰原(……あんまり調子にのってると) 灰原(私だって本気だしちゃうわよ…) ワンワン! ニャンニャン!

映画終了 コナン「ちょっとトイレいってくっから、その辺で待っててくれ」タッタッ 灰原(どこか座るとこは………ん?)キョロキョロ ジャカジャカジャカジャカ♪♪♪♪ 灰原(ゲーセン………)

コナン「おまたせっ……てあれ?灰原?…………ん?」キョロキョロ ジャカジャカジャカジャカ♪♪♪♪ 灰原「…………」ジーッ コナン「お、ここにいたのか…何みてるんだ?」 灰原「なんでもないわ。さ、帰りましょう」クルッ コナン「ん?……プリクラ?……オメーこういうのに興味あったのか?」 灰原「だからもう帰ろうっていってるじゃない」 コナン「ちょっと待てって。……せっかく来たんだしさ、オメーが撮りたいならつきあってやるよ。」

灰原「やらなくていいっていってるじゃない。それにそもそもあなた、プリクラの撮りかた知ってるわけ?」 コナン「知ってるよ。蘭と何度か撮ったことあるしさ。」 灰原「えっ」 灰原「あ、そう…………」 灰原「……………」スタスタ コナン「まあオメーがやらないっていうなら別に……ってあれ?」 灰原「やっぱ撮る」スタスタ コナン「は?………いやさっきまで」 灰原「どれにする?」 コナン「どれでもいいです」

コナン「もっと近づかねえとちゃんと写らねえぞ」グイッ 灰原「………」 コナン「オメーもしかして…プリクラとったことねえのか?」 灰原「ごめんなさいね、あなたと違って撮る相手が今までいなくて」 コナン「あ、いや、そういうつもりで言ったんじゃ」 コナン「あ、もう撮るぞ!ほら、だからもっと近づけって」グイッ 灰原(………わざとやってるんじゃないでしょうね) 灰原(そこまでしてくるなら私だって……) パシャッ

コナン「ふぅ、けっこう楽しかったな」 灰原「…………」マジマジ コナン「で、灰原、オレの分は?」 灰原「………ふふ……やった♪……」ボソッ コナン「おい灰原、きいてるか!?」 灰原「へっ!!?」ドキッ コナン「だから、オレにもそのプリクラくれよ」 灰原「えっ?あ…いや………よ、吉田さんには絶対見せちゃダメよ!」 コナン「分かったからくれよ」 灰原「………あら、そんなに私とのツーショットがほしいの?」 コナン「金払ったのオレだぞ」

コナン「待たせて悪かったな」 灰原「電話中こっちをチラ見してきて……何か言いたいことでもあるわけ?」 コナン「い、いや………別に…」 コナン「さぁもう暗くなる前に帰ろうぜ!」 灰原「………」 ウィーン

コナン「………………」 灰原「……………」 コナン「………………」 コナン「……………………え?」 コナン「え?」

灰原「…………」 コナン(…いいいいいいいまっ!!………え?何?) 灰原「…………」 コナン「…………………は、灰原………え?」 灰原「おしおき」 コナン「あ、そう……おしおき……うん………え?」 灰原「あなたがいいかげんにしないから」 コナン「うん……そう…いいかげん…………………え?え?」 コナン「え?」

コナン「………は、灰原………えと………い、今のは」 灰原「キス」 コナン「」 おしまい

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